- 言葉で表現すること。 感情や直感的なものを説明・伝達可能
- 検索できない事は伝えていないのと一緒
- 実は世界は言語(論理)でできている
- なので、ひたすら言語化・文章化する
- 有名な感情で人が動く認知的不協和の例がある。でも人間は感情だけではなく論理でも動いている
- 例えば、「目の前にあるコップの水を飲む」という行動について。
- これを、「論理的な行動だ」という方はあまりいないと思うが、実は極めて論理的な行動
- なぜなら、それを飲むことでのどの渇きを癒すことができることを過去の経験を通じて体得し、そしてそれがこの世の中で水という言葉で言われているという事実的世界(=論理)を知って、行われる行動だから。
- 当たり前だが、生まれて数か月の赤ん坊の目の前に、コップの水を置いても、無反応か泣き叫ぶかひっくり返すぐらい
- つまり、感情と言っているものは実は大きく論理が関連している
- カントの言葉「認識が対象に従うのではなく、対象が認識に従う」
- その意味は、まず身の回りにいろいろな対象物があって、(その後)それを私たちが認識しているという構図ではなく、人それぞれの認識に基づいて対象物(という事実的世界)が浮かび上がっていると言う事
- 要は私たちが主体となって認識することで初めて世界が成り立っているという意味
- 現代哲学では、その正体が「言語(言葉)」であることを突き止めた
- つまり、言い換えれば、「 言葉が事実に従うのではなく、事実が言葉に従う 」ことに辿り着いたわけです。
- 例えば、道路にある信号機の「青信号」
- どう見ても「青」色ではなく、「緑」色
- 誰も何の疑いも違和感もなく、「青信号」と呼んで、この社会は成り立っている
- 因みに、英語圏では、「Blue Light」ではなく、「Green Light」とされている
- 「青」としているのは日本だけだけ
#1:「人は感情に基づき行動し、論理で正当化する」の落とし穴 - SAS 社会保険労務士事務所