Systems Archetypes
CLD のパターンの事。
パターン
Balancing process with delay
フィードバックループ内に遅延がある場合の動きやパターン
Eroding goals
時間が経つにつれて元の目標や期待が低下(浸食)してしまう現象
Escalation
二つの対立するエンティティや部門がお互いを上回ろうとする相互作用の動的を示している
Fixes that fail (失敗する修正)
このアーキタイプの名前は文字通り、初めは問題を解決するように見える修正が、時間が経つと実際には問題をさらに悪くすることを指し
Growth and underinvestment(成長と投資不足)
ステムや組織が成長する際に、その成長をサポートするための適切な投資が不足していると、最終的にその成長が妨げられるパターン
Limits to growth
継続的な成長が何らかの制約や限界によって最終的に妨げられるというモデル
Shifting the burden
問題の短期的な解決策(Band-Aid 解決策や一時的な修正)が、長期的な根本的な解決を妨げる方法
Shifting the burden to the inventor
- 継続的な問題を解決するために介入者が導入される場合に発生する、「負担の転嫁」システムの原型の特殊なケース。
- 時間の経過とともに、介入者が問題をうまく処理するにつれて、システム内の人々は自分たちで問題を解決する能力を失っていく。
- 介入者への依存度がさらに高まる。例:外部コンサルタントの継続的な利用。
Success to the Successful(成功者には成功が続く)
一度成功を収めた人や組織、システムが、その初期の成功を基盤にさらなるリソースや機会を獲得し、継続的な成功を享受する傾向があるというパターン。
Tragedy of the commons
個々の利己的な行動が共有資源の過剰利用や枯渇を引き起こす現象