目的・目標設計
目標が必要な理由
次のような理由がある。
- 律するため
- 行動の精神的強制ギブス
- 目的を達成するため
それはなぜか?
- 水は低きに流れ、人は易きに流れる
- 人は簡単で楽な方へと進む傾向がある
- 本能的には快適で安全で楽でリスクのない方向を選ぶのが自然
つまり、本能の力を断ち切る
のが目的。
なぜならやりたい事ですぐできることは目的にならず、即行動で終了するから。
目的・目標の設定方法
次に具体的な目標設定のフローは 3 つ種類あり、それぞれを明確に設定せねばならない。
最終目的 (Why)
- なぜやるのかの答え。反論がでない程のぐう正
達成目標 (Where)
- 達成すべき目標、通常期間と数値で表現する
行動目標 (How)
- 達成目標の到達に必要な行動内容、通常達成目標に対して複数存在する
実行項目 (What)
- 行動目標の到達のために必要な「今日誰が何をどうするか」という実行内容
また、達成目標は目的 (Why)
へと続く。
目標設定の例
- 最終目的
- 「この町においしいスイーツを届けたい」
- 達成目標
- 「お店の月間売上 1000 万円達成」
- 行動目標
- 「単価 2 万円の強化商品 A を 1 日 10 枚販売する」
- 実行項目
- 「A のターゲット客層である 20~30 代の男性が来店した場合。来店後 3 分以内に最も販売効率の高かった〜〜〜というセールストークを用いて必ず A を提案する」
目標達成のコツ
「根性論に逃げない事」
事業部に大きく紙で「昨年対比 120%達成」 「毎日本を読む」
これは根性論。 結局小学生でもわかるように行動を設定しなければ、人間は逃げる。 目標とは弱い自分を縛るギブスなので、ギブスが荒いと意味がない。
「実行項目を他人と共有する」
- 人間は社会的な生き物。単独では行動せず群れで行動し、お互いを支え合って生存をはかる
- 大勢でそれぞれの実行項目をチェックすると更に良い
「与件を考え、可能な限りそれをつぶす努力をすること」
目標設定においては、なるべく与件をつぶすようにする。
例)
- 例えば上記の例では「A のターゲット客層である 20~30 代の男性」の来店率が低い場合、達成することが不可能となる。
- この与件を防ぐために、20~30 代の男性の集客をあげる広告や取り組みなど、他の施策を考えます
- それをまた行動目標と実行項目に落とし込み、日々進めていきます。
「一週間などの期間で区切り、結果を振り返ること」
- 一週間などで区切って達成目標と行動目標の進捗がどうであったかを確認する。
- 行動目標が達成できていない理由は実行項目にある
- 達成目標の進捗が思わしくない場合は与件をつぶしきれていない可能性がある
- いわゆる PDCA
「他人を巻き込む」
- 最終目的
- これは社会に聞く
- 社会問題に準する
- 達成目標
- これはおおむね自分で決める (Where なので)
- 行動目標
- これは他人に聞く (How なのでやり方は色々ある)
- 実行項目
- これは他人に振る
- Project なのでやる事は多岐にわたり、What を洗い出して他人に振る