BOT (Behavior Over Time)
- できごとの時系列変化パターングラフ。
- 重要なリソースや資本;アクティビティのプラスマイナスのインパクトなど)を、横軸には時間をとり、過去から現在、未来までどのような変化のパターンがあるかをグラフにして描き出す手法
- 氷山モデルになぞらえると、「出来事」レベルの下の「パターン」のレベルにあることを明確にするもので、システムの変数の傾向やトレンドに注目をします。
BOT のパターン
ダイナミックなシステムにみられる挙動の基本パターン
BOT の 3 パターン
時系列変化パターングラフでは、このようなシステムの挙動を、過去から現在までの「今までのパターン」と、現在から未来に向かって「望ましいパターン」「このままのパターン」など複数のパターンを描く。
例: 地球表面上の平均気温に関わる重要な変数について、2000 ~ 2100 年までを時系列変化パターングラフの予測パターン
- 2000 ~ 2021 年までは黒線・青線とも「今までのパターン」
- 2022 年以降の黒線は「このままのパターン」(なりゆきシナリオ;2100 年の気温上昇 3.6 度)
- 2022 年以降の青線は「望ましいパターン」(目標シナリオ;2100 年の気温上昇 1.5 度)
NOTE: Climate Interactive の En-ROADS によるシミュレーション結果の一例