加算と逆算の違い
問題を解決する際も、シンプルな質問でも逆残しているかしていないかがハッキリする
問題解決方式 | 目的 | アプローチ |
---|---|---|
加算方式 | 問題の理解と適切な対策 | 理解を「増加」、事態の発散 |
減算方式 | 問題の解決と迅速な結果 | 問題を「削減」、事態の収束 |
例
同じような質問でも全然意味合いが変わる。 背景にある目的が違うから。それは加算か逆算かの違い。
A. 「どうやったら問題が全部解決するか?」
- 減算方式のアプローチ
- この質問はアクション指向であり、迅速な結果を求める場合に有用
- 表面的な問題しか解決しない可能性がある
- 問題解決にフォーカスしており、目標は「問題を取り除く(減算する)」
B. 「現状の問題は何か?」
- 加算方式のアプローチ
- この質問は理解を深めるのに役立ちますが、
- 分析に時間がかかりすぎて行動が遅れる可能性もある
- 問題そのものに対する理解を深め、その上で適切な対策を練ることを目的
無限級数の収束/発散
- 収束とは?
- 「無限級数(無限回の足し算)がある一定の値に近づき、それ以上は大きくならないこと」
- 発散とは?
- 「無限級数(無限回の足し算)がある一定の値には近づかず、どんどん大きくなっていくこと」
[ \frac{1}{2}+\frac{1}{4}+\frac{1}{8}+...=1(収束) \\ 1+\frac{1}{2}+\frac{1}{3}+...= ∞ ]