issue から始めよ
何回も読むが全然理解していない+忘れているため。
用語
厳密にはあれだが下のようなイメージ。 イシュー=課題や問題だと違和感があるので議題と定義する。
用語 | カタカナ | 意味 |
---|---|---|
価値 | バリュー | 商品やサービスが持つ金銭的なビジネスインパクト |
課題 | イシュー | 議論や考慮が必要な項目や状況 |
問題 | プロブレム | 何かが間違っていたり、期待通りに機能していない状況 |
作業 | タスク | 行うべき仕事や責任を表すもの、業務 |
イシューとは?
- イシューは課題の内、**「今、解くべき価値ある事」**の意味
- つまり、課題++がイシュー
- 数ある課題の中から「価値ある課題に優先的に取り組む」=「イシューからはじめる」ことで、仕事で成果を出しやすくなるってこと
生産性
\[ \begin{align} &生産性 = \frac{Output}{Input} = \frac{成果}{投入した労力・時間} \\ &成果 = 価値のある仕事 \\ &価値のある仕事 = 課題の質 \times 解の質 \end{align} \]
価値のある仕事の定義
課題の質 (イシュー度)
- 課題の答えを出す必要性の高さ
- 解くことによって状況に大きな変化をもたらすか
- ビジネスインパクト
解の質
- どこまで明確に答えを出せているかの度合い
- 答えを出せない課題は成果がでない
成果のマトリックス
四分儀
クオトランドでは右上の問と解の質が高いものに手を付けなければいけない
課題の分布
- 課題の分布は次のようになる。
- 本当に白黒はっきりさせるべきイシューは、 100 のうち、せいぜい 2 つか 3 つしかない
時系列
- 課題を見極めてから解決策に取り組む
- 闇雲にやった場合は 1% * 1%で 0.01%しの確率でしかいい成果が出せない
- それを畜生の道という
毀滅隊の例
- オセロの角が右上
- 普通の鬼 => 上限の鬼 => 鬼舞辻無惨を倒すより、
- 上限の鬼 => 鬼舞辻無惨の方がいい
- 一番最初から鬼舞辻無惨が倒せれば最高
課題の質の調査方法
良い Issue の三条件
- 本質的な選択
- 答えが出せるという事
- そこから先の検証方向性に大きく影響を当たえるもの
- インパクトがある
- 深い仮説がある
- 課題と仮説立てはセット
- 常識を覆すような洞察
- 新しい構造の発見
- 直感に反している (counterintuitive)
- 地動説
- 答えを出せる
- 重要でも答えが出せないと意味がない
- 究極の質問は存在に対する質問だが答えが出せない
- 問をコンパクトにする必要がある
課題を特定するための情報収集
一次情報に当たる
- 情報は他人が目的を持って流すもの
- 故に一次情報をエビデンスとする
- 二次情報は色眼鏡になってしまうから
- 現地現物
例えば次など:
- 関係部署に直接ヒアリングする
- 専門家の意見を聞く
- 実際に経験してみる
基本情報をスキャンする
- 課題領域における基本的な事を理解する
- 例えば、ビジネスの FW の 3C など
- 業界の数字、「客単価」、「回転率」、「一日当たりの売上率」などのまさに Value
- 業界の背景にある問題
集め過ぎない
- 手間と結果は比例しない
- 最適停止理論
例
ある食品メーカーで「ある A という商品が売れない」
- Issue としては
- 「A に商品力がない」
- 「A にの販売方法が良くない」
- 「A は実は同じ種類の商品と比べて売れているのではないか?」
- この場合は原因がハッキリ分かっている場合は、仮説ベースで考えて打ち手を検討する
ある飲料ブランドが低迷しているのでAでいくかBの施策でいくか
- この場合は原因をハッキリさせるべき
- 医者の例のように調査して原因をハッキリさせないと判断がむずかしい
- もし市場セグメントが縮小しているならブランドが狙う市場を変えなければいけない
- つまり、本質的には原因をハッキリさせることが Issue だった